速歩・軽速歩からの駈歩発進について |
速歩や軽速歩から駈歩発進をしようとしても、速歩や軽速歩のリズムが速くなっていくだけで思うように駈歩発進ができず、結局常歩から駈歩発進をしなければならなくなってしまうのですが何か対処法や扶助の使い方についてアドバイスがあればぜひ教えてください。 さらにこの前は速歩や軽速歩から無理に駈歩発進をしようとして馬を暴走させてしまいました。(ちなみにレッスンではネックストレッチを着用しています) (31歳・男性・乗馬歴5ヶ月・4級ライセンス取得) |
歩度の移行で一番大切なことは、リズムを変えることです。 具体的には、半停止の扶助を使って、一瞬リズムを止めて、脚扶助と同時に次の歩度のリズムをとることです。(ですから、軽速歩から駈歩という運動はありません。速歩→半停止→駈歩です) リズムの変換が常歩からは出来るが、速歩からはうまくいかないということでしょう。今の状態で馬を追い出して発進を要求すれば、暴走される危険は常に伴うでしょう。 先ず、速歩から停止を拳を握るだけで、リズムをとめることで確実に行えるように練習しましょう。(うまく出来なければ常歩→停止。速歩→常歩→停止からはじめます。)もう一つ考えられるのは、ハミ受けを含めた駈歩発進の準備を馬に伝えられていないことです。 これを改善するためには20mの輪乗りを正確に行えるようにする事です。はじめは軽速歩で行い、何週でも確実に続けられるようになったら、軽速歩→速歩を数歩ずつ交互に行ってください。 以上2つのことが出来るようになれば速歩から駈歩発進は難しいテーマではなくなるはずです。 (ジョーバ博士) |