障害の随伴について |
障害の練習のとき、どうしても右斜め上方向へ飛び上がってしまい落馬します。軽速足でジャンプしようとすると上手く飛べるのですが、駈足でやろうとするとどうしても必要以上に飛び上がってしまっている様子です。 クラブの上級者、ときには有名選手のビデオも見たりするのですが、皆飛ぶときお尻をちょこんと持ち上げる感覚で済みますよね?私は膝から延ばしてしまう癖がついているみたいです。脚の使い方の問題でしょうか? (31歳・女性・乗馬歴31年・100鞍) |
ビデオや写真で随伴のときのフォームを良く観察して下さい。フラットワークのときとは違い、脚はやや前、腰は後ろになっているでしょう。乗り手の重心を変えずに馬の背の負担を少なくするために合理的な方法なのです。 あなたの随伴はあぶみに立とうとしているのです。その随伴では飛越のときに乗り手の重心は前にいってしまい、バランスが取れません。あぶみに立とうとせずにお尻を後ろに引き、前傾姿勢を取るようにしてみて下さい。そうすることで自然に鞍から離れます。 (ジョーバ博士) |