上達の限界について
 こんにちは。質問させて下さい。
 乗馬の上達には、限界があるのでしょうか?上手くいかなくてもひたすら練習することで上達するのか、またはいくら練習してもどこかで頭打ちということもあるのでしょうか。
 障害をメインに10年乗っていますが、ここ1年くらい全く上手くならず、逆にできないことの方が多くなり、ここで頭打ちなのかな、と感じています。上達の限界というものがあるなら、潔く諦めてやめようかと考えています。これまでに1230鞍乗っています。よろしくお願いします。

(47歳・女性・乗馬歴10年・1230鞍)
 他のスポーツで上達の限界を感じるのは、多くの場合、年齢的衰えからでしょう。しかし乗馬は脚力や腕力を必要とする訳ではないので、影響は少ないでしょう。ただ若い時のように、がむしゃらに高い障害を飛ぶといった練習は無理になってくるところもあるでしょう。
 目標を変えるのです。障害であればただ高い障害を飛ぶのではなく、馬に負担をかけずに確実にスムーズにコース走行ができるようになる、といったことです。
 そのためには、練習の中に馬場馬術を取り入れることをおすすめします。(障害はやめて馬場をしろというのではありません。障害のコース走行の90%は馬場の領域だからです。)
 3課目程度までの馬場の経路が回れるようになれば、確実に障害の技術は上達します。

(ジョーバ博士)


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