乗馬博士の小話 |
ちょっと乗馬博士の話(愚痴かな)を聞いてください。 常々お客様をレッスンしていて思うこと。 上級者であれ、初心者であれ、熱心に乗馬に取り組んでいる人ほど、いつも悩みを抱えています。 「回転が上手くできない」「駈歩が続かない」etc... 色々な悩みは、乗り手自身ができないことに悩んでいるわけです。 でも、どうして馬が自分の望むような運動をしてくれないのか。 馬の立場から考えてみましょう。 「手綱を引っ張っている」「馬の動きに付いていけてない」「正しい扶助が使えない」等々、馬が人に乗られたいように乗っていないからではないでしょか。 馬は言葉を話せませんから、「どこが痛い」「この乗り方は苦痛だ」といったことはいってくれませんが、耳をすませば、技術レベルに関わらず、馬がいいたいことが聞こえてくるはずです。 「馬のことは馬に聞け」です。 馬も乗り手もハッピーであることを望んでいます。 (ジョーバ博士) |