馬が飛越中に手前を変える
 今、乗馬クラブで乗っている馬についてです。障害を飛ぶと着地が反対手前で着地するので、随伴の時に騎手の頭を右手前の時は馬の頭の右側に傾け、左手前は左側に傾けて随伴しています。馬が障害に飛び着いてから着地するまでに少し開き手綱にする方がいいと知り合いから聞いたのですが、どうするのが一番いいですか?また、ジムナステイックの障害練習方法も教えて下さい。
 馬が飛越中に手前を変えるのは、必ずしも悪いことではありません。経路走行中に右駈歩で向かって、次の障害へ方向回転で入る場合には、手前が変わった方が有利です。
 ただ直線上で着地で手前が変わってしまうのは原因がいくつか考えられます。その馬が左右どちらかの手前で着地する癖が付いているなどです。また乗り手の重心がどちらかに傾いていることも考えられます。
 それらの原因で着地で手前が変わってしまうことを直す(人馬とも)方法を紹介します。なるべく大き目の輪のり(直径30m程度)の中にクロスバー障害を1個か2個設置して飛越練習を行い、手前があったら愛撫し、違ったら速歩にしてして、手前を元に戻した駈歩発進を行い次の障害に向かうという方法です。数回行えばかなり改善できると思いますので、試してみてください。

(ジョーバ博士)


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